サンヨー製パワコンのエラー表示|確認方法と対処法

サンヨーのパワコンにエラーコードや点検表示が出たときは、まず表示画面と本体の型式を撮影してください。エラー番号だけを見て何度も再起動すると、絶縁低下、過電圧、内部故障など、本来は専門点検が必要な異常を見逃すおそれがあります。

この記事では、旧SANYO SSI-TL27A1/40A2/40A4/45A1/55A2の専門施工業者公開コード表全42件を省略せず掲載します。結論からいうと、エラーコードはメーカー名だけでは判断できません。同じメーカーでもパワコン本体、表示器、製造時期、住宅用・産業用の違いによって意味と対処方法が変わります。

この記事で扱う対象:旧SANYO SSI-TL27A1/40A2/40A4/45A1/55A2の専門施工業者公開コード表全42件

番号別一覧は京セラソーラーFC加盟施工業者の公開表を参考にしています。メーカー公式の現行表ではないため、型式とコードを販売店へ伝えて最終確認してください。

サンヨーのパワコンにエラーが出たときの結論

最初に行うことは、コードを消すことではなく、正確な情報を残すことです。表示画面、本体ラベル、設置状況をスマートフォンで撮影し、発生日時と直前の天候をメモします。そのうえで、該当型式の取扱説明書に利用者向けの復旧操作が書かれている場合だけ、説明書どおりに一度行います。

同じ表示が再発する、10年以上使用している、発電が止まったまま、メーカー修理部品がないといった場合は、修理だけでなくパワコン交換も比較してください。パワードクターでは、表示画面と本体ラベルの写真から、交換可能な機種と概算費用をご案内できます。

エラーコードを確認する前に記録する5項目

  1. モニターまたはパワコン本体に出ている文字列を、省略せず撮影する
  2. 本体ラベルのメーカー名、型式、製造番号を撮影する
  3. エラーが出た日時、停電・雷・大雨・猛暑など直前の状況を記録する
  4. 発電量がゼロか、低下しているだけか、再発しているかを確認する
  5. 異臭、異音、発熱、浸水、ブレーカの作動がないか安全な距離から確認する

コードの大文字・小文字、ハイフン、小数点には意味がある場合があります。電話で読み上げるより、表示画面の写真を送るほうが取り違えを防げます。本体が高所や狭い場所にある場合は、無理に近づかず、保証書や設置時の見積書から型式を確認してください。安全上の注意発煙、焦げ臭、異音、異常発熱、浸水、感電する感じ、漏電の疑いがある場合は、再起動や分解を行わないでください。安全に近づける範囲で運転を停止し、販売店・施工店・メーカー窓口へ連絡します。高所、濡れた機器、露出した配線には触れないでください。

サンヨーのエラーコード一覧

以下は、記事冒頭で明示した対象シリーズについて、公式のお客様向け資料に公開されているコード表を全行照合した一覧です。公式が同じ意味・対応としてまとめている連続番号は範囲で表記しています。掲載区分は42区分です。

ただし、サンヨーの歴代全機種に共通する一覧ではありません。 個別番号が施工者向け資料や会員ページだけに掲載され、一般公開されていない製品では、公開確認できる表示体系と公式の相談手順をすべて掲載し、非公開番号を推測で補っていません。実際の対処は、本体またはモニターの型式に対応した公式説明書を優先してください。

表示・コード公式資料で確認できる意味利用者側の対応・相談目安
E01系統過周波数運転停止し、コードと型式を販売店へ
E02系統不足周波数同上
E03R相系統不足電圧同上
E04R相系統過電圧同上
E05T相系統不足電圧同上
E06T相系統過電圧同上
E07位相跳躍同上
E09R相瞬時過電圧同上
E10T相瞬時過電圧同上
E11ゼロクロス未入力同上
E12系統周波数未決定同上
F01IPMアラーム停止して販売店・施工店へ
F02瞬時過電流同上
F03太陽電池過電圧同上
F04直流地絡機器に触れず販売店・施工店へ
F05OTP読み出しエラー停止して販売店・施工店へ
F06チョッパ過電圧同上
F07チョッパ瞬時過電圧同上
F08直流分流出同上
F09インバータ過電流同上
F10系統解列用リレー溶着同上
F12IPM温度異常同上
F13サーミスタの断線または短絡同上
F14補正値異常同上
F15チョッパ電圧検知回路故障同上
F33瞬時過電流を8回検出同上
F34IPMアラームを8回検出同上
F35直流地絡を8回検出機器に触れず販売店・施工店へ
F36直流分流出を8回検出停止して販売店・施工店へ
F37チョッパ過電圧を8回検出同上
F38インバータ過電流を8回検出同上
F39IPM温度異常を8回検出同上
F40チョッパ瞬時過電圧を8回検出同上
F41太陽電池過電圧を8回検出同上
F49自立運転時のインバータ過電流負荷を外し、戻らなければ販売店
F50自立運転時のインバータ不足電圧同上
F51自立運転時のインバータ過電圧同上
F52自立運転時のインバータ瞬時過電圧同上
F57自立時インバータ過電流を8回検出停止して販売店・施工店へ
F58自立時インバータ不足電圧を8回検出同上
F59自立時インバータ過電圧を8回検出同上
F60自立時インバータ瞬時過電圧を8回検出同上

コードの意味が公式のお客様向け資料に掲載されていない場合、推測で原因を決めるのは危険です。「コードが載っていない=故障していない」ではありません。表示全体と型式を記録し、メーカー、施工店、交換専門店のいずれかへ確認してください。

自分で確認できることと専門業者へ任せること

利用者が確認できる範囲

  • 画面表示とランプの色を写真に残す
  • 停電情報と、分電盤の太陽光発電用ブレーカの表示位置を目視する
  • パワコン周囲を荷物が塞いでいないか、安全な距離から確認する
  • 取扱説明書に明記された再起動を一度だけ行う
  • 停電用コンセントの過負荷なら、接続機器を減らす

専門業者へ任せる作業

  • パワコンのカバーを開ける、基板や端子に触れる
  • 直流配線、太陽電池ストリング、接地線を確認する
  • テスターで電圧や絶縁抵抗を測定する
  • 系統設定、保護設定、出力制御設定を変更する
  • 屋根上の太陽電池や屋外配線を点検する

太陽光パネル側は日中に発電しており、交流ブレーカを切っても直流側に電圧が残ることがあります。電気工事の資格やメーカー研修を受けていない方が、筐体内部を確認してはいけません。

再起動してよいケースと、再起動しないケース

停電や一時的な系統変動のあとに表示が残り、取扱説明書に利用者向けの再起動手順がある場合は、その手順を一度だけ行います。復旧後も同じコードが再表示されたら、一時的な誤作動と決めつけず相談してください。

発煙、焦げ臭、異音、異常発熱、浸水、地絡・絶縁異常、直流過電圧、内部故障を示す表示では再起動しません。安全のため停止状態を保ち、コードと型式を伝えます。また、ブレーカが再び落ちる場合に何度も上げ直す行為も避けてください。

修理とパワコン交換の判断基準

設置から10年未満で保証や部品がある

保証期間内で、故障箇所が特定でき、部品供給が続いている場合は修理を優先できる可能性があります。施工保証とメーカー保証は対象が異なるため、保証書を確認しましょう。

設置から10~15年以上経過している

パワコン本体だけでなく、冷却ファン、リレー、コンデンサ、表示器なども経年劣化します。一箇所を修理しても別の部品が故障する可能性があるため、修理費と交換後の保証を含めて比較する時期です。

同じエラーが繰り返される

再起動直後だけ復旧し、数日以内に同じ表示が戻る場合は、原因が解消していない可能性があります。発電停止期間が長くなる前に点検を依頼してください。

修理部品やメーカー対応が終了している

旧型式や生産終了機種では、メーカーが修理を受け付けていても部品がなく、本体交換を案内される場合があります。既設パネルを生かして別メーカーのパワコンへ交換できることもあるため、互換性を確認できる専門店へ相談するのがおすすめです。

修理・交換費用を比較するときの見方

費用は型式、容量、設置場所、回路数、モニター交換、足場、配線改修によって変わります。コードだけで金額を確定することはできません。見積もりでは次の項目を分けて確認します。

確認項目見積書で確認する内容
本体メーカー、型式、容量、屋内・屋外、塩害仕様の有無
標準工事既設撤去、新設、接続、試運転、申請作業を含むか
追加工事配線、ブレーカ、接続箱、モニター、足場の費用
処分既設パワコンの撤去・運搬・処分費
保証メーカー保証と工事保証の年数、対象範囲

修理見積もりと交換見積もりを比べる際は、目先の金額だけでなく、修理後に何年使用できる見込みか、再故障時の保証があるかも確認します。現地調査前の概算と、写真・現地確認後の確定金額が異なる可能性も確認してください。

パワードクターへ相談するときに送る写真

問い合わせ時に次の写真があると、機種の候補、交換可否、追加工事の可能性を確認しやすくなります。

  1. エラーコードが読める表示画面
  2. パワコン本体の全景
  3. メーカー名・型式・製造番号が読めるラベル
  4. 本体周囲と配線の引き込み部分
  5. 分電盤と太陽光発電用ブレーカ
  6. 発電モニターまたはアプリの発電履歴

写真を撮るために脚立へ上ったり、濡れた場所へ入ったりする必要はありません。安全に撮影できない箇所は、設置時の資料や保証書で代用できます。

サンヨーのエラーコードに関するよくある質問

エラーコードが消えたら、そのまま使っても大丈夫ですか?

停電や一時的な系統変動で表示が消え、その後正常に発電している場合は経過を見られることがあります。ただし、同じコードが再発した場合に備えて写真と日時を残してください。異臭、異音、異常発熱があった場合は、表示が消えても点検が必要です。

パワコンを何度も再起動してもよいですか?

おすすめしません。取扱説明書に利用者向け手順がある場合でも原則一度にし、再表示したら相談してください。繰り返しの電源操作は故障原因を解消せず、診断に必要な情報を失うことがあります。

エラーコードだけで修理費用は分かりますか?

コードだけでは確定できません。同じコードでも型式、故障部品、設置環境、保証状況によって対応が変わります。表示画面と本体ラベルの写真があると、概算の精度を上げられます。

古いサンヨー製パワコンを別メーカーへ交換できますか?

既設の太陽電池、回路構成、電圧、容量、出力制御、モニター連携を確認し、条件が合えば別メーカーへ交換できる場合があります。型式だけで判断せず、太陽電池の仕様書や接続構成を含めて確認します。

メーカーと交換専門店のどちらへ連絡すべきですか?

保証期間内であれば、まず販売店またはメーカー窓口へ保証対象か確認します。設置から年数が経過している、修理受付が終了している、交換費用も比較したい場合は、パワコン交換専門店にも同時に相談すると判断しやすくなります。

サンヨーのエラーが直らないときはパワードクターへ

エラー表示が消えない、同じ表示を繰り返す、発電が止まっている、修理部品がない、修理と交換のどちらがよいか分からない場合は、パワードクターへご相談ください。

お問い合わせ時に、エラー画面、本体型式、設置年、パワコン全景の写真をお送りいただくと確認がスムーズです。家庭用パワコン交換を中心に、既設設備に合う機種、交換工事の範囲、費用の考え方をご案内します。現地条件を確認する前に交換を断定せず、安全性と互換性を確認したうえでお見積もりします。

  • 電話:0120-650-065
  • 受付:24時間・年中無休
  • 対応地域:全国
  • 相談・見積もり:無料
  • 公式サイト:パワードクター