パワコンの高調波とは?電流ひずみ率の読み方と交換時の確認点

パワコンの高調波と電流ひずみ率を知りたい方へ。総合5%・各次3%の読み方、変換効率との違い、測定条件、調査と交換費の比較を解説。仕様書の数字だけで判断せず、型番と気になる項目を添えて弊社へご相談ください。

目次

  1. 高調波は交流の基本波に重なる周波数成分
  2. 「総合5%以下」と「各次3%以下」をどう読むか
  3. 分母・測定場所・電圧と電流で意味が変わる
  4. 高調波と変換効率・力率・ラジオの雑音は別々に見る
  5. 不具合を疑ったときに集める情報と測定の範囲
  6. 調査費・対策費・交換費を分けて比較する
  7. 交換候補の仕様書を比べるための読み方
  8. よくある質問
  9. 数字の大小より、比較する条件をそろえる
  10. 参考文献

パワコンの仕様書に「総合電流ひずみ率5%以下」「各次調波3%以下」と書かれていても、交換機種を選ぶうえで何を意味するのか、迷うことがあります。発電した電気の5%が無駄になるのか、家電に悪い影響があるのかと不安になるかもしれません。

電流ひずみ率は、交流の波形に含まれる高調波の大きさに関係する指標です。電力変換効率や電気料金の割引率とは異なり、数字だけで発電量の損失や交換の必要性を計算することはできません。

弊社へ交換をご相談いただく場合も、仕様書の数値を一つだけ比べるより、「どの機種の、どの運転状態で、何を基準にした数値か」を確認することが先です。測定結果を見せられたときにも、機器の仕様と現場の測定条件をそろえて説明を受けると、不要な対策費を判断しやすくなります。

高調波は交流の基本波に重なる周波数成分

50Hz・60Hzと「第3次」「第5次」の関係

家庭で使う交流には、地域に応じて50Hzまたは60Hzという基本の周波数があります。この基本波に対し、整数倍の周波数を持つ成分を高調波と呼びます。例えば基本波が60Hzなら、第3次は180Hz、第5次は300Hzです。50Hzなら、第3次は150Hz、第5次は250Hzとなります。

「第3次」は三番目に強い成分という順位ではありません。基本の周波数の3倍という意味です。この区別が分かると、測定報告書に次数ごとの棒グラフがあっても、横軸が何を表しているかを読み取りやすくなります。

九州電力送配電の高調波の説明では、基本波に整数倍の周波数成分が加わり、電圧や電流の波形がひずむことが説明されています。九州の例では60Hzを基準にしていますが、50Hzの地域で考える場合には基準の周波数を置き換えます。

波形のひずみと電気の量は別の情報

パワコンのモニターで見る発電電力はkW、一定時間の発電量はkWhで表示されます。これらは電力や電力量を示しますが、交流の波形をどれだけ細かく再現しているかという情報ではありません。

一方、高調波の測定では、波形に含まれる各周波数成分を分けて見ます。同じ大きさの電流でも、波形の形が同じとは限りません。電流が何Aかという情報と、その電流にどのような成分が含まれているかは、別々に確認する必要があります。

数字の単位が同じ%でも、比較対象が違えば意味は変わります。「ひずみ率5%だから発電量が5%少ない」という計算をせず、仕様書の項目名と測定条件をセットで読むことから始めてください。

「総合5%以下」と「各次3%以下」をどう読むか

メーカーが示す出力電流の仕様例

シャープの公開仕様資料には、対象パワーコンディショナの共通仕様として、出力電流ひずみ率を総合5%以下、各次調波3%以下とする記載があります。ここでの数値は、その資料に載る機器の仕様です。すべてのメーカー、機種、運転状態へ一律に当てはめるための数値ではありません。

交換候補を比較するときは、その型番の仕様書を用意し、項目名をそのまま抜き出します。同じシリーズでも仕様の版や対象機種が異なる場合があるため、共通仕様の表がどこまで適用されるのかも確認してください。

総合の値は、対象とする高調波成分をまとめて評価する値です。各次の値は、第3次、第5次など、それぞれの成分に対する値です。片方だけ見れば十分という関係ではありません。

各次の%を単純に足して総合値にしない

総合高調波ひずみ率の代表的な計算では、対象となる各高調波成分の実効値を二乗して足し、その平方根を基準となる値で割ります。実効値とは、交流の大きさを評価するための値です。単純な足し算とは異なります。

説明用に、第3次が基準の3%、第5次が4%で、それ以外の高調波はないと仮定します。同じ分母で計算する総合値は、3と4を足した7%ではなく、√(3²+4²)=5%です。これは計算を理解するための仮定であり、実機の測定結果ではありません。

この例では総合が5%でも、第5次は4%です。もし比較する仕様が「総合5%以下、各次3%以下」なら、総合だけは条件内でも、各次の条件を満たしていません。総合の数値だけを見て「仕様内」と判断できない理由がここにあります。

説明用の仮定第3次第5次総合値各次3%以下との比較
例A:ほかの高調波はない3%4%5%第5次が条件を超える
例B:ほかの高調波はない3%3%約4.24%この2成分は条件内

表は同じ基準値に対する比率で、対象成分を限定した計算例です。実際の合否判定では、対象次数、出力条件、測定方法を仕様書や試験方法に合わせます。

「以下」と書かれた値は実測値そのものではない

仕様書の「5%以下」は、確認対象の条件で満たす仕様を表します。毎日いつでも正確に5%で動く、という意味ではありません。「3%以下」の機器と「5%以下」の機器があっても、測定条件が違えば、その数字だけで一方が優れているとは決められません。

性能比較では、出力の大きさ、入力条件、運転モード、測定する次数の範囲などをそろえる必要があります。条件が書かれていなければ、メーカーや施工店へ確認する項目として残します。分からない条件を、都合のよい想定で埋めることは避けてください。

分母・測定場所・電圧と電流で意味が変わる

THDという略語だけでは比較できない

測定報告書では、総合高調波ひずみ率がTHDと表示されることがあります。さらに、THD-F、THD-Rといった表記で計算の基準を分ける測定器もあります。日置電機の測定器取扱説明書では、基本波を基準にする方式と、基本波を含む全体を基準にする方式が区別されています。

分母が違えば、同じ波形から計算しても数値は変わります。報告書に「THD 4%」とだけ書かれている場合は、電圧か電流か、分母は何か、どの範囲の高調波を集計したかを確認してください。測定器の設定画面や報告書の凡例が、説明の手掛かりになります。

パワコンの仕様で、定格出力電流を基準にしている項目と、現場の基本波電流を基準にした測定結果を比べる場合も、基準をそろえる必要があります。計算方法の違いを解消しないまま、大きい数値を故障の証拠として扱うことはできません。

電圧ひずみ率と電流ひずみ率を入れ替えない

電圧はV、電流はAで表す別の量です。したがって、電圧の波形を評価した値と、電流の波形を評価した値も別です。パワコンの出力電流の仕様と、住宅の受電点で測った電圧ひずみ率は、そのまま同じ基準では比較できません。

例えば、説明資料に同じ「5%」が出てきても、片方は電流、もう片方は電圧の評価ということがあります。数字が一致するために同じ基準だと思い込みやすい箇所です。単位だけでなく、対象となる量の名称まで比較表に書き写してください。

測定した場所も重要です。パワコンの出力側で測ったものなのか、住宅全体がつながる場所なのか、特定の家電の回路なのかで、観測している範囲が変わります。測定点が不明な数値から、特定の機器だけを原因と断定しないようにします。

報告書の項目確認すること混同しやすいもの
電圧・電流V側かA側か電圧ひずみ率と電流ひずみ率
分母基本波、全体、定格などTHD-FとTHD-R、仕様の基準
測定点機器出力、受電点、分岐回路家全体とパワコン単体
対象次数何次まで測定したか範囲の異なる総合値
運転条件出力、入力、連系・自立条件が違う瞬間の比較
時間瞬間値、最大値、平均など一時的変化と継続する状態

発電が少ない時間の比率だけで判断しない

比率は分子だけでなく分母にも左右されます。仮に高調波電流が同じ大きさでも、基準にする基本波電流が小さくなれば、基本波に対する割合は大きくなります。そのため、日射が少ない時間と定格付近の時間を、比率だけで直接比較することには注意が必要です。

説明用の仮定として、高調波成分をまとめた実効値が0.2A、基本波電流が10Aなら比率は2%です。基本波が2Aに変わり、高調波の大きさは同じ0.2Aと仮定すれば10%になります。この例は実機でそのように変化すると予測するものではなく、分母の違いを示した計算です。

測定結果には、ひずみ率と一緒に電流値や出力状態も残してもらいましょう。割合が大きいという理由だけで交換を決めるのではなく、仕様と同じ基準で評価されているかを担当者に確認します。

高調波と変換効率・力率・ラジオの雑音は別々に見る

変換効率の数字へ読み替えない

変換効率は、パネル側から受ける直流の電力に対して、交流側へどれだけ取り出せるかに関係する指標です。高調波の割合は交流波形の成分に関する情報なので、「電流ひずみ率が5%なら変換効率は95%」とは計算できません。

また、ひずみ率が低い機種を選ぶと売電収入が同じ割合で増える、という説明にも根拠が必要です。年間の発電量には日射やパネルの状態、運転条件などが関わります。高調波の仕様を、一つの数字で費用回収へ置き換えないようにしましょう。

交換候補の比較表では、変換効率と出力電流ひずみ率を別の行にします。「性能」という一つの欄にまとめないだけでも、説明を受ける際の混同を減らせます。

力率と波形のひずみは関係があっても同じ値ではない

力率は有効電力と皮相電力の関係を示す指標です。波形がひずむ場合には、位相のずれだけで力率の全体を説明できないこともあります。そのため、高調波が少ないことと、力率の設定値が高いことを同じ意味にはできません。

仕様書に力率、変換効率、電流ひずみ率が並んでいたら、三つの項目を別々に読んでください。比較する機種の出力条件がそろっているかも確認します。難しい計算を利用者が行う必要はありません。「この数字は何の割合ですか」と質問できる状態になれば十分です。

力率の基本は、弊社の力率と変換効率の違いを説明した記事も参考になります。本稿では、高調波の計算基準と仕様の読み方に焦点を当てています。

電線を流れる成分と空間を伝わる雑音を区別する

高調波という言葉を、ラジオに入る雑音すべての名前として使うことはできません。電線を流れる電圧・電流の成分、機器のスイッチングに伴う高周波ノイズ、電波の受信状態は、対象と調べ方が異なります。日本電気技術者協会の解説でも、高調波と高周波の発生・対策は分けて説明されています。

症状の伝え方としては、「高調波が出ています」と最初から原因名を付けるより、「ラジオに雑音が入る」「測定報告書のこの欄の数値が高いと言われた」と事実を分けます。違う現象に対する部品を取り付けても、期待する改善につながるとは限らないためです。

複数の問題が同時に存在する可能性はありますが、それを確認するには測定と診断が必要です。名称が似ているから同じ対策でよい、とは考えないでください。

不具合を疑ったときに集める情報と測定の範囲

家電の不調だけでパワコンを原因にしない

家電が正常に動かない、照明の様子が変わったという症状には、その機器自身の不具合も考えられます。九州電力送配電の案内も、高調波障害を疑う場合には、まずメーカーや電気工事店などへの相談を勧めています。外から見た現象だけでは高調波の発生源を決められません。

利用者ができる準備は、不調が出る機器、時間帯、発生頻度、直前に変更した設備を整理することです。パワコンを交換した日が近ければその情報も加えますが、時期が近いことは原因の確定ではありません。家電の交換や配線工事の履歴も、同じ表に並べておくと比較しやすくなります。

焦げ臭や異常な発熱などがある場合は使用を続けず、安全に操作できる場合に限り、その機種の取扱説明書に従って運転を停止し、販売店へ連絡してください。危険な機器へ近づく必要はありません。本体の分解、配線の取り外し、端子での測定は行わないでください。

測定器の名称より、何を確かめる測定かを聞く

専門の測定器には、電圧、電流、高調波、電圧低下などを時間とともに記録できるものがあります。例えば日置電機の電源品質アナライザでは、これらの項目を扱う機能が案内されています。ただし、その機器を置けば自動で原因が一つに決まるわけではありません。

調査を依頼するときは、「どの場所で、どの時間帯に、何を測ると、どの候補を確かめられるか」を聞きます。家電が不調になる時間が分かっていれば、その時刻と測定記録を対応させる必要があります。たまたま異常がなかった一瞬だけを見て、長時間の問題を否定しないことも大切です。

測定は専門担当者が安全と条件を管理して行います。利用者が安価な簡易計測器の表示だけで、メーカー仕様への適合や交換の必要性を判定することは避けてください。

報告書では原因と候補を分けてもらう

報告書に「高調波が確認された」と書かれていても、それが問題を起こす水準か、どこから流れているか、家電の症状に関係するかは別の確認事項です。測定値があることと、原因が確定したことを区別します。

説明を受ける際には、「何が確認できたか」「何がまだ分からないか」「次の作業で何を確かめるか」の三つを分けてもらってください。交換や追加部品の提案があれば、測定結果のどの部分を根拠にしているかも聞きます。

資料を複数の窓口へ渡す場合は、測定点と日時、設備の運転状態が抜けないようにします。数値の部分だけを写真で切り取るより、条件が書かれたページを一緒に残した方が、メーカーや施工店が適切に判断しやすくなります。

調査費・対策費・交換費を分けて比較する

原因調査の見積もりで確認する項目

高調波が疑われる調査は、必要な測定点、記録期間、解析範囲によって内容が変わります。一律の診断料金を示すことはできません。パワコンの通常点検に、電源品質の長時間測定や報告書作成が含まれるとも限らないため、依頼前に範囲を確認してください。

測定器の設置と回収で別々の訪問が必要なのか、症状が出なかった場合はどう扱うか、追加調査は別契約になるのかを聞いておくと、費用の見通しを立てやすくなります。「調査一式」という項目でも、何をもって調査完了とするのかは具体的に説明してもらいましょう。

費用区分含まれ得る内容見積もりで確かめること
初期確認症状、型番、既存資料の確認訪問やメーカー照会を含むか
測定準備測定点の確認、測定器設置必要な作業と停止の有無
記録指定条件での測定対象時間と測定項目
解析・報告波形、次数、条件の整理書面と説明が含まれるか
再調査条件を変えた確認追加費用が発生する条件

対策部品を買う前に適合と効果を確認する

高調波に対する技術的な対策としてフィルタなどが使われる場合があります。しかし、利用者がネットで見つけた部品を自己判断で後付けするものではありません。回路の条件や対象となる周波数、メーカーの扱いを確認する必要があります。

「ノイズ対策」とだけ書かれた部品が、今回の測定結果に合うとは限りません。ラジオの受信障害への対策部品と、電力回路の高調波対策を同じものとして扱わないようにします。追加する場合も、選定理由と施工範囲、対策後の確認方法を示してもらってください。

パワコン本体が仕様を満たしているのに別の原因が残っているなら、本体交換だけでは問題が続く可能性があります。逆に本体側の不具合が確認されれば、メーカーの修理や交換が適切な場合もあります。順番は、原因の整理からです。

提案された対応比較する費用契約前に求める説明
機器の修理部品・作業・確認不具合箇所と修理後の評価
パワコン交換本体・施工・設定・処分交換で改善する範囲の根拠
追加対策部材・設計・取付・確認型番別の適合と対策対象
ほかの機器の対応診断・修理・交換パワコン以外を原因とする根拠
対策後の測定設置・記録・解析対策前と比較する条件

交換候補の仕様書を比べるための読み方

同じ条件の比較表を作る

仕様書を何冊も読む必要はありません。見積もりに載った候補について、正確な型番、資料の版、連系運転時の出力電流ひずみ率、定格出力、測定条件の注記を一枚にまとめます。空欄があれば施工店に回答を求めます。

表に入れるのは、確認できた情報だけです。カタログの総合紹介に書かれた数字を、そのメーカーの全機種へ広げないようにしてください。出力電流の仕様に見えても、自立運転時の出力電圧波形に関する説明が別の欄にある場合があります。運転モードを区別して読みます。

比較の目的は、ひずみ率だけで順位を付けることではありません。既設パネルや周辺機器への適合、必要な出力、設置条件を満たす候補について、仕様の意味を確認するための作業です。

工事後に受け取る資料を決める

交換後には、設置された型番、工事の記録、保証に関する書類、取扱説明書を受け取ります。高調波の調査が交換の理由に含まれていたなら、対策前後の測定をするか、その結果をどの形式で受け取るかも先に決めておきます。

すべての通常交換工事で、高調波を詳細に測定する必要があるという意味ではありません。今回どの問題を解決する工事なのかによって、必要な確認は変わります。調査と交換を依頼する場合には、その目的に合う記録が残ることを確認してください。

資料は、年月日と機器の型番が分かる形でまとめます。後日別の窓口へ相談する場合でも、何を根拠にどの対策を行ったかが分かれば、同じ調査を初めからやり直す負担を減らせます。

よくある質問

Q. 電流ひずみ率5%は、発電した電気の5%が無駄になる意味ですか?

A. その意味ではありません。電流ひずみ率は交流波形に含まれる高調波の割合に関する値で、直流から交流への電力変換効率とは別です。年間の発電量や売電収入の損失率へ、そのまま読み替えることはできません。仕様書では項目名と条件を分けて確認してください。

Q. 総合の数値が条件内なら、各次の数値は見なくてもよいですか?

A. 総合と各次の両方に条件があるなら、両方を確認します。計算例のように、第3次3%、第5次4%でほかの成分がない場合、総合は5%でも第5次は3%を超えます。実際の合否は、仕様で指定された分母、対象次数、運転条件、測定方法に合わせて判断します。

Q. 高調波はパワコンからしか出ないのですか?

A. パワコンに限りません。家電や産業用機器など、電気を変換して使う機器も関係します。住宅や電線路には複数の設備がつながっているため、高調波が測定されたことだけで自宅のパワコンを原因とすることはできません。測定点や運転状態を含めた調査が必要です。

Q. 高調波があると聞いたら、すぐ対策部品を買うべきですか?

A. 先に、何をどこで測定し、どの機器にどの影響が確認されたのかを説明してもらってください。部品には対象となる回路や周波数、使用条件があります。用途が合わない部品を自己判断で取り付けず、メーカーや施工店に適合と対策後の確認方法を相談します。

Q. ラジオの雑音と電流ひずみ率は同じ問題ですか?

A. 同じとは限りません。電線を流れる高調波の評価と、空間を伝わる電波や高周波ノイズによる受信障害では、調べ方が異なります。症状や測定結果をそのまま伝え、どの種類の問題を調査しているか確認してください。名称が似ていても対策を共通化しないことが大切です。

Q. 普通の交換でも高調波測定を追加しなければいけませんか?

A. すべての住宅で一律に追加するものとしては案内していません。交換目的、症状、接続条件、メーカーや送配電会社の確認事項に応じて必要な作業を決めます。見積もりに測定費がある場合は、何を確認するための測定か、通常工事とどう分かれるかを聞いてください。

数字の大小より、比較する条件をそろえる

パワコンの高調波を理解するうえで、覚えたいのは専門的な計算式のすべてではありません。総合と各次、電圧と電流、仕様値と実測値を分けることです。そのうえで、分母、測定場所、運転条件をそろえて説明を受けます。

交換見積もりで分からない項目があれば、仕様書の該当ページと一緒にお知らせください。弊社へのご相談では、機器の型番と、交換を検討する理由を分かる範囲でお伝えいただけます。測定や専門調査の対応可否は個別確認となります。パワードクターの相談窓口をご利用ください。

参考文献

パワードクター

この記事の内容は作成日時点の情報です。費用・制度は変更される場合がありますので、最新の情報は各公式サイトでご確認ください。